シーバス用のスナップはどれが使いやすい?
強度の高い安心できるスナップを使いたい!
いろんなスナップを比較検討したい。
本記事では、このような悩みを解決していきます!
今回は、シーバス用スナップは結局どれが使いやすいのか、人気の5製品を徹底比較。
さまざまな観点から5種類のシーバス用スナップを比較し、どのスナップが使いやすくておすすめなのかを結論付けます!
本記事の概要
- そもそもシーバスフィッシングでスナップにこだわる必要はあるのか
- 今回比較する5種類のスナップをご紹介
- 5種類のシーバス用スナップを徹底比較
- 結局どれが使いやすい?結論!
- シーバス用スナップは自分の釣りスタイルに合わせて選ぼう
それでは詳しく見ていきましょう!
目次
シーバスフィッシングでスナップにこだわる必要はあるのか?

はじめに、シーバスフィッシングにおいてスナップにこだわる必要はあるのかどうか。
その答えとして、釣果に直結するわけではないけれど、スナップにこだわって得られるメリットは大きいと僕は考えています。
スナップにこだわるメリット
- ルアーチェンジがしやすくなる
- ルアーの遊泳姿勢が崩れない
- 不意の大物でも安心
スナップを付ける理由として、第一にあるのはルアーチェンジをスムーズにするためです。
しかし、スナップによっては硬すぎて開けにくいものがあったりと、ルアーチェンジのしやすさには大きな差があります。

特に冬は開けやすさが大切!
また、スナップは小さいとはいえ重さがあるので、大きすぎるスナップだとルアーの遊泳姿勢が崩れてしまうことも。
スナップはできるだけ小さく、できるだけ強度のあるものを選ぶのがおすすめです。
人気スナップ5種類!比較する製品をご紹介
今回は、シーバス用スナップとして人気の5製品をピックアップ。
PEライン1号(20lb)、リーダー16lbを使用すると仮定して、その1.5倍、30lb(14㎏)以上の強度で最も小さいサイズを購入しました。

シーバスなら30lb(14kg)の強度があれば安心!
ダイワ D-Snap Light Sサイズ
概要
入数・・・10個
強度・・・30lb(14㎏)
価格(購入時)・・・468円
大手総合釣り具メーカーのダイワが販売している、シーバスで愛用している方も多いスナップ。
ルアーチェンジのしやすさをウリにしており、自重も軽量でルアーの遊泳姿勢を崩しにくいことが特徴です。
カルティバ 耐力スナップ #1
概要
入数・・・6個
強度・・・33lb(15㎏)
価格(購入時)・・・352円
フックやシンカーといった小物類を多く販売している「カルティバ」の軽さと強度を両立したスナップ。
金属疲労しにくいワイヤーが使用されているので、何度も開閉することによる強度の低下が少ないスナップです。
アクティブ ルアースナップストロング #0
概要
入数・・・25個
強度・・・42lb(19㎏)
価格(購入時)・・・385円
アクティブという神戸の釣り具メーカーから販売されている、コスパ最強と評価されることの多いスナップ。
25個入のバリューパックでありながら400円程度と、かなりお得なことが最大の特徴です。
ボンバダ オストラ Sサイズ
概要
入数・・・8個
強度・・・46lb(21㎏)
価格(購入時)・・・385円
怪魚フィッシングで知られるボンバダアクアから販売されている、オイスター(牡蠣)のような形状が特徴のスナップ。
この形状は力を上手く分散し、これまでのスナップ以上の強度を実現しています。
ビッグオーシャン 鉄腕スーパーSUSスナップ #000
概要
入数・・・8個
強度・・・35lb(16㎏)
価格(購入時)・・・385円
強度の高いスナップと言えば鉄腕スナップ、と評価されるほど人気が高く、シーバスフィッシングでも愛用者の多いスナップ。
強度の高いステンレス鋼を使用しており、普段使っているスナップよりワンサイズ小さくできるほどの強度を持っています。
※ 今回、シーバスに最適な#000サイズが入手できず、購入できたのは#0です。(たぶんショアジギサイズ)
シーバス用スナップ5種類を徹底比較!いろいろな観点からそれぞれの違いを解説
当記事では、5種類のスナップを強度・サイズ・開閉のしやすさ・価格&手に入れやすさの5つの観点から比較します。
強度
まずは、スナップの性能で最も大切といっても良い強度です。
本来は引張強度を測れる試験機を使って比較するのが良いとは思いますが、そこまではできないので公式で表示されている強度を用います。

どこも信頼性のあるメーカーなので噓は付いていないはず。
もちろんスナップはサイズが大きくなるほど強度が高くなるので、今回はシーバス用として使うのにピッタリなサイズでの比較とします。
強度ランキング
- ボンバダ オストラ Sサイズ(46lb)
- アクティブ ルアースナップストロング#0(42lb)
- ビッグオーシャン 鉄腕スナップ#000(35lb)
- カルティバ 耐力スナップ #1(33lb)
- ダイワ D-Snap Light Sサイズ(30lb)
強度は46lb(21kg)でボンバダアクアのオストラが1位。
ダイワ「D-Snap Light」とカルティバ「耐力スナップ」は、使われているワイヤーがオストラやルアースナップストロングと比較して細く、強度が低いのは納得です。
意外なのは鉄腕スナップの35lb(16㎏)ですが、ワンサイズ大きい#00は50lb(23㎏)の強度があります。

スナップのサイズ的には#00でも良さそう!
後述しますが、サイズに対する強度を考慮すると、ボンバダのオストラが圧倒的に強いです。
サイズ
続いて比較するのは、スナップのサイズです。
スナップは小さいほどルアーの泳ぎに影響を与えにくく、本来のルアー性能を引き出せるというメリットがあります。

スナップによってルアーのシルエットが大きく見えてしまうことも。
ビッグオーシャン 鉄腕スナップ #000

上記写真は鉄腕スナップの#0なので、#000よりもサイズはかなり大きいです。すみません。
#000のサイズをネット上で調べてみたところ、10mmであることがわかりました。
他の同じくらいの強度のスナップと比較すると、10mmというサイズはコンパクト。

鉄腕スナップは小さいのに強いと言えるでしょう。
カルティバ 耐力スナップ #1

カルティバの耐力スナップ #1は、12.2mm。
30lb前後の強度があるスナップとしては、これくらいのサイズが平均となります。

ワイヤが細いので、自重は軽そう!
ダイワ D-Snap Light Sサイズ

ダイワのD-Snap Light Sサイズは、9.3mm。
30lbのスナップとしてはコンパクトなサイズに分類され、色もブラックなのでルアーの動きや見え方に影響を与えにくそう。

ワイヤも細く、自重はおそらく最軽量。
アクティブ ルアースナップストロング #0

アクティブのルアースナップストロング#0は、12mm。
平均的なサイズではありますが、耐力スナップよりも太いワイヤが使用されているので、その分強度が高いと考えられます。

軽量なルアーは重さの影響を受けそう。
ボンバダ オストラ Sサイズ

ボンバダ オストラ Sサイズは、7.9mm。
強度でも1位(46lb)であったオストラですが、サイズでも圧倒的にコンパクト。
ワイヤもルアースナップストロングと比較して細いので、重さがルアーに与える影響もかなり小さそうです。

並べて見るとわかりやすいですが、ボンバダのオストラがかなりコンパクト。
ダイワのD-Snap Lightはそれに次いでコンパクトであり、ワイヤ径が細いこともわかりやすいかと思います。
開閉のしやすさ
続いて比較するのは、開閉のしやすさを主とした使いやすさです。
強いスナップには硬すぎて開けにくいというデメリットがありがち。
特に寒い冬には指先がかじかんでしまうので、硬すぎて開けにくいスナップは使い物にならないことが多くあります。
ダイワ D-Snap Light Sサイズ
ダイワのD-Snap Light は細いワイヤを使用していることもあり、かなり開閉はしやすく、今回の5製品の中では最も使いやすいです。
サイズもコンパクトであることから、冬場に小さなルアーを使って釣りをするときに最適であると感じました。
カルティバ 耐力スナップ #1
カルティバの耐力スナップも開閉はかなりしやすく、サイズが大きいので冬場でもルアーチェンジがしやすいでしょう。

しかし、耐力スナップは上記写真の部分が溶接加工されており、ずっと釣りをしているとここが外れてしまいそう、という印象を受けました。
アクティブ ルアースナップストロング #0
アクティブのルアースナップストロングは、太いワイヤを使っているが故に開閉は少し硬め。

また、取っ掛かり部分が他のスナップより短く、釣行中に勝手に開いていた経験があります。(1回だけ)
ボンバダ オストラ Sサイズ
ボンバダのオストラは、硬くて開けにくいというよりも、小さすぎて少し開閉しにくい印象を受けました。

また、形状故に爪が滑ってしまい、冬はかなり使いにくいのではないかと思います。
ビッグオーシャン 鉄腕スナップ
ビッグオーシャンの鉄腕スナップは#0サイズでしか試せていないものの、かなり硬い印象を受けました。
#000サイズであればもう少し開けやすいかと思いますが、冬はストレスを感じてしまうのではないかと思います。
値段・手に入れやすさ
価格や手に入れやすさも、スナップを愛用する上では大切な要素です。
まずは、1個あたりの値段について5製品を比較します。
スナップ1つあたりの価格
ダイワ D-Snap Light・・・47円
カルティバ 耐力スナップ・・・59円
アクティブ ルアースナップストロング・・・15円
ボンバダ オストラ・・・48円
ビッグオーシャン 鉄腕スナップ・・・48円
価格においては、アクティブのルアースナップストロングが15円で断トツの1位。
一方、カルティバの耐力スナップが59円で最高値となりました。

1つ50円を超えると高く感じます。
続いて比較するのは、手に入れやすさです。
どれだけ良いスナップでも、欲しい時に気軽に買えなければ意味がありません。
手に入れやすさ
ダイワ D-Snap Light・・・○ 釣具屋で手に入れやすい
カルティバ 耐力スナップ・・・△ 人気サイズが売り切れていることも多い
アクティブ ルアースナップストロング・・・○ 釣具屋で手に入れやすい
ボンバダ オストラ・・・△ 売っていない釣具屋も多い
ビッグオーシャン 鉄腕スナップ・・・× 人気で品薄状態 人気サイズはほとんどない
手に入れやすさに関して、ダイワ D-Snap Lightとルアースナップストロングは、僕の知る範囲ではほとんどの釣具屋で取り扱っています。
人気サイズが置いてあることがほとんどで、いつでも手に入れられるのが大きなメリットです。

オストラと耐力スナップは通販なら手に入る!
一方、全く手に入らないのがビッグオーシャンの鉄腕スナップ。
釣具屋に人気サイズが置いてあることはほとんどなく、Amazonでは800円という転売価格で売られています。
シーバス用スナップにはこれがおすすめ!自分なりの結論
ここまで比較してきたことから、総合ランキングを作ると下記のようになります。
総合ランキング
- ボンバダ オストラ
- ダイワ D-Snap Light
- アクティブ ルアースナップストロング
- カルティバ 耐力スナップ
- ビッグオーシャン 鉄腕スナップ
小さいのに強度が高く、硬すぎて開けにくいわけでもなく、ある程度お求めやすいボンバダ オストラが個人的には使いたいスナップ第1位。
小さなワームから、ワンサイズ大きなMサイズを使えばビッグベイトまで対応できるスナップです。

ワンサイズ大きいと10.6mm、強度は97lb(44㎏)です。圧倒的。
第2位のダイワ D-Snap Lightは、手がかじかんでしまう真冬や小さなルアーを使った繊細な釣りで使いたいスナップ。
黒色なこともあり、ルアーに悪影響を与えにくそうなのが好印象です。
アクティブのルアースナップストロングはどこでも手に入れられて、安いことから色んな釣りに気軽に使える。

僕はこれまでルアースナップストロングを愛用していました。いいスナップ。
ビッグオーシャンの鉄腕スナップはそもそも手に入れられないので。。
わざわざ転売価格で買ったり、色んな釣具屋を探し回ったりするほどのスナップでもないかなというのが個人的な意見です。
シーバス用スナップは自分の釣りスタイルに合わせて選ぼう
今回ご紹介5種類のスナップは、それぞれ異なった特徴を持っており、得意としている釣りのスタイルが違うように思います。
細いPEラインで繊細な釣りをしたい方は強度よりも軽さや小ささが重要に、ビッグベイトなど重たいルアーで釣りをする場合にはサイズよりも強度が重要になります。
僕の釣りスタイルではボンバダのオストラがベストでしたが、あなたにとってのベストはどれなのか、選ぶ際の参考になれば幸いです。